FirefoxOSは開発者のPC環境を考えてない

8月に突入した事により世間は夏休みムード満点だが、筆者は未だにテストに苦しめられる日々である…。

最近筆者は、先日購入したZTE Openに搭載されているFirefoxOSのOSレベルでの改変に少し手をだしている。
(端末自体のレビューに関しては、輸入を手配して頂いたJさんの記事が詳しいので参照して頂きたい)
改変と言っても、先達が多く居られる中でそれをZTE Open仕様に変更するだけの作業だが、それでも中々苦労しつつ触っている。

さて、今回の記事タイトルの話に移りたい。
FirefoxOSの環境を実装する方法は、Mozillaがビルドとインストールについて詳細な記事を作成しており、この方法に従えばほぼ何も苦労する事なく対応デバイスにFirefoxOSを導入する事が出来るだろう。だがそれは、”対応デバイス”のみの話である。
現在対応デバイスは以下の通り。

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p>これらのデバイスにインストールする際には何も考えずに先述のページにある通りのコマンドを入力すれば(ビルド要件を満たしてさえいれば)FirefoxOSを体験する事が出来るだろう。
ただ、その他のデバイスにインストールする時は、ソースコードの中身を参照してどうにかしてインストールしようとするだろう。
そうでなくても、オープンソースのプロジェクトである以上ソースコードを見た上で作業する事もままあると筆者は考えている。

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p>そんな状況でありながら、FirefoxOSに関しては”ソースコードがすさまじく見えにくい”ようになっている。
Mozillaが用意しているFirefoxOSboot用のファイルはこちら
見て頂くと分かるが、シェルスクリプトが半分以上を占めている。
(分かる方には当たり前の話だが)シェルスクリプトというのはあくまでコマンドを代打ち(という表現が合っているのか分からないが)をしてくれているだけであり、FirefoxOSの本体とは言い難い。
$ ./config <devices name>
と打ち込むと、選択したデバイスに最適化されたFirefoxOSのソースコードがダウンロードされるようになっている。
そのソースコードがダウンロードされる場所が問題なのだ。
先ほどのGitHubページを参照して頂くと分かるのだが、「B2G」というフォルダ(ディレクトリ)に先ほどのファイルを入るのだが、そのシェルスクリプト群と同じフォルダに収納されるのである。

この仕様が様々な事を煩雑化させている。
私の少ない経験上では、「src」とか「source」とかのフォルダを生成した上でその中にソースコードを入れてくれれば良い所を、何故シェルスクリプトが多く入っている所にフォルダやらを入れるのか。
恐らくconfig.shを編集すれば回避する事が出来る事象なのだが、そもそもをデフォルトがこうなっているのは少々おかしいのでは無いだろうか。
「B2G」フォルダの中身がかなり汚くなってしまうのは褒められた事ではない。
保存したソースコードがどこにあるのか分かりづらくなってしまうし、その点でOS面での開発がとても億劫になってしまう。

最近は「Boot to JCROM」等のFirefoxOSカスタムROMが公開しつつあり、少しは開けてきたと言えるが(実機がまだ少ないという事もあるだろうが)まだ少しずつしか実績が出ていないのも確かだ。
それに現状のシステムは、とりあえずFirefoxOSを体験してみたいという人にとってはとても良いシステムになっている。何も考えずにただ書いてある通りにコマンドを打ち込むだけで導入出来るのだから、これ以上楽な事は無いだろう。
まだまだ改善できる点は多くある。私はそう感じている。

まとめ
今回はFirefoxOSの悪い所をつらつらと書いたが、私はこのOSをそれなりに気に入っている。Android,iOSに続く後発として、第三のOS戦争の参加者として、FirefoxOSの未来に期待したい。

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