第50回 情報科学若手の会に参加して発表してきました #wakate2017

kurochan先生からずーっと「キテキテ」とお誘いを受け続けていたのですが9月の3連休は毎年の予定があり参加出来なかった情報科学若手の会に、第50回という節目の年に参加してきました。

[第50回 情報科学若手の会 参加者・発表者の受付を開始しました※9/25をもちまして締め切りました | 情報科学若手の会

意見交換の場として非常に良い会でした、幹事の皆様、ありがとうございました!

セッション

「若手の会」ということで、情報科学に関連する研究や実際にプロダクション用途で利用されているような中で起きた様々なことについて意見交換が出来たのが本当に良い場でした。
通常の勉強会だと質問時間があまり大きく取られていないことも多く、自分の気になった点についてしっかり聞くことが出来なかったりするのですが、情報処理学会から派生しているこの会は、質問時間が多めにとってあり、気になった事は大体聞けた部分が本当に良かったです。

内容としても、実際に何かプロダクトを動作/運用した際に起こりえる事象の説明や、これから研究が進み使われていくであろう技術の説明であったりと、多くの説明があったのが印象的でした。

私は今研究で行っているブロックチェーンについて、ブロックチェーンというものがどうやって動いているのかなどを説明させて頂きました。スライドは以下です。

ブロックチェーン概要のご紹介 #wakate2017 from whywaita

出た質問でしっかりとお答えできなかったこととして「マイニングに対する報酬が半減していくという仕組みがあると聞いたが、なぜそのような施策をやっているのか」という質問があり、調べ直しましたが、やはりそれはBitcoinでは使われていない「Proof of Stake」が持つ仕組みでした。Bitcoinではコンセンサスプログラムとして「Proof of Work」を利用しています。

完全分散型で特権を持たないブロックチェーンですが、何らかの決め毎をする際には平等な合意形成(コンセンサス)が必要となります。Bitcoinでは「どの程度ブロックを作れたか=どの程度仕事をしたか」で投票権を得られる仕組みを取っており、これをProof of Workと呼びます。

これに対して「持っているコインの量(割合)で投票権を与える」ものがProof of Stakeと呼ばれています。コインを貯め込むことで新規参入者を受け入れずに一定の人物が多くの権利を得る可能性があるため、古いコインの価値を下げていく機構を持たせています。

よく纏まった記事がありましたので詳しくはこちらを参照ください。

Proof of Stake とは何か?|block-chain.jp

ナイトセッション

やはり泊まりがけの勉強会なので酒とエモい話ですよね!!!!

完全にオフレコの話ばかりだったため内容は書けないのですが、このような世界もやはりあるよなという話がとても多かったです。学術的な知見ではなくとも人生生きていく時には必要になる知見を多く得ることができて最高でした。

Wi-Fi

前日から徹夜で資料を作っていたのですが(最悪ですね)、起きられそうに無かったので幹事のkurochan先輩と一緒に朝早く会場に着いたところ、APの設定をしていました。

kurochan先輩の資料はこちらです。

Aironetはよく出来ているなあと実感しました。ただ3台以上の場合はWLCを使った運用を検討したいですね…。

まとめ

本当に最高の会でした。幹事の皆さんが色々手を動かした結果として会が上手く成立しているということが凄く伝わってきたので楽しかったです。
~初参加で1発目登壇は怖いので辞めて頂けるとうれしいです~

帰りがけに野生の幹事の皆さんから肩を叩かれたので、次回からは野生の幹事枠を名乗っていこうかと思います。一体何をすればいいのか全く分かりませんがまあ野生だし大丈夫でしょう。やっていくぞ!

また来年も是非参加したいです。よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!


コメントを残す