cloudpack杯 第5回 ICTトラブルシューティングコンテストに学生運営として参加してきました! #ictsc

前回から継続して、「ICTトラブルシューティングコンテスト」(以下トラコン)の運営委員として参加していました。本当なら本会が終わってすぐに書きたかったのですが、特に時間が取れず、先ほど自分としての最後の仕事を終えたので、その節目として書き始めてみます。

トラコンについては、前回の参加レポートと、公式サイトにある今回のレポート記事を読んで頂ければ、どのような雰囲気なのかは掴めるかなと思います。

なにをやったのか

マネジメント

前回はツチノコブログに記事を書かせて頂いたり、LTの司会をさせて頂いたりと、対外的に出させて頂いたのですが、今回はマネジメント関連をかなりさせて頂きました。

所謂リーダー的なポジションに就いて、「どうやれば人は上手く回るんだろう」と試行錯誤しながら、色々と始めたり、上手く行かなかったり、上手く行かなかった時にどう舵取りすれば良いのか分からなくなったり、慣れない事をやっているなあと思いながら何とかやり遂げられたかなと感じています。

トラコンの運営は、営利団体ではなく、自分と一緒に運営するメンバーも、自分が養っている訳ではありません。つまり、お願いした仕事を解決する事がその人の人生で生きていく為の絶対的な条件となる訳では無いのです。
こういうとちょっと大げさかもしれませんが、実際には学生のメンバーですので、大学の課題で作業に取りかかれないなどは容易に起こりえますし、(普段からの勉強も勿論重要ですが)テスト期間には特に全体の作業が止まってしまいます。これはメンバーに作業を強要しても仕方が無いことですし、そもそも良い組織作りとしてあまり褒められる事ではありません。
ここの調整がとても難しかったです。世間の会社的なマネジメント手法とは前提が違ったりして、どうやって進めるか頭を悩ませたり、本を読んだり、大人の方に相談したりました。個人的にはOSSや勉強会のコミュニティのマネジメント手法を若干参考にしてみました。

色々始めてみる

運営参加が2回目という事もあって、使っていたソフトウェアに不都合があったり、より良く進めていくために環境を整えてみたりという事もしました。

例えば、運営学生が、準備の段階から表示する技術ブログを開設してみました。
より運営学生を身近に感じて貰えればと思いましたが、如何だったでしょうか?

また、プロジェクト管理ツールとして、GitHub Issuesを使ってみました。今まではRedmineを用いて行っていたのですが、学生の時からGitHubを用いてのプロジェクトマネジメントをやってみるのは良い事では無いか?という話になり、採用してみました。

技術

技術的にはあまり個人的に新しい事を出来なかったかなというのが少し悔やまれる所です。
先ほど公開した問題解説にも書いたのですが、今回新しく触った技術と言えばSeleniumですかね。

問題を実装するだけであれば非常に簡単だったのですが、トラブルを誘導するためにログを生成する必要があり、その為にはブラウザを直接操作しなければいけませんでした。
その為にSelenium入門してみました。意外とさっくり書けたので良かったです(かなり泥臭い実装になってしまったのですが、恐らくSeleniumの仕様だろうなあと思いながら書きました…)。

ちなみに、利用したSeleniumのコードを先ほどgistに公開してみました。宜しければご参考までに。

終わりに

前述しましたが、昨日(03/31)、出題した全ての問題文、及び、運営学生が求めた回答を含めた解説を公開しました。是非次回参加のご参考に。また、今回悔しい思いをした皆様も、技術力向上に役立てて頂ければ幸いです。

この問題解説を公開した事により、私の第5回ICTトラブルシューティングコンテストに関する作業はほぼ終わりました。長い半年間だったと感じています。
次回についてですが、少し身の振り方を考えようかなと考えています。興味のある方は直接お目にかかった時にでも聞いて下さいませ。

cloudpack杯 第5回 ICTトラブルシューティングコンテスト、お疲れ様でした!!!!

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