色んなところでKubernetesを動かす本 のBooth販売が開始しています #技術書典
こんにちは。書籍出版班のwhywaitaです。技術書典5 にサークル側として参加してきました。
tl;dr
Boothにて電子版を500円で販売しております。是非お買い求めください!
また、一部環境においてzipパスワードが解除出来ないなどの不具合が初期バージョンにあり、現在は解決しています。
表紙の解像度が低い状態で表示されてしまう現象も観測されており(解決済み)、お手数ですが再ダウンロードして頂けると幸いです。
お疲れ様でした
技術書典5、お疲れ様でした。
なんとのべ参加者1万人越えという凄まじい数字が出た会でしたが、ブース内からもその様子はうかがい知れました。12時まで入場口の勢いがずっと続いており、「こんなに広い会場なのにパンクするのでは……?」という声が出たぐらいには凄まじい熱量を感じました。
特に事故なども起きていないとのことで、運営やサポートの皆さまは本当にお疲れ様でした。
弊ブースに関してはお陰様でずーっと暇ということもなく、多くの方にお立ち寄り/ご購入いただきました。こちらについても改めてありがとうございました。
結果と致しましては200部刷って予定部数はほぼ売り切れました。かなり余ったらBooth直販で物理本を頒布しようかという話もしていたのですが、あまり手元には残らなかったためPDF DL版のみの販売となりました。
サークル参加について
私自身同人活動は昔からやっていたものの、自分自身がサークル参加する経験はあまりなく色々と手探りの中での執筆作業となりました。
色々と試行錯誤したのですが、組版に関してはやはり実績のあるLaTexがベースとなっているRe:VIEWを採用しました。
本文はMarkdownで書いた上でRe:VIEWに変換する簡単なスクリプトを書いて組版を行っていました。
知り合いのサークルではpandocでLaTeXに変換した上で組版した結果エラーが多く出て大変だったという話も聞いたのですが、今回のフローではそれほど多くの苦労はしなかったのでかなり良い選択であったのではないかと思います。
今回は2人での執筆だったため行わなかったのですが、もう少し人数が増えるとCIで自動的にレビュー出来るような基盤などを整備してもよかったかもしれません。
用意したもの
今回参加にあたって様々なものを用意しました。思いつく限りリスト化してみようかと思います。
- 書籍本文
- 表紙 / 裏表紙
- @nasa9084 がサクッとやってくれました
- おつり用500円玉
- 1万円分、20枚用意しました
- 後で「400円で電子版頒布するのに100円玉用意してねえ!」と気づきましたが、なんとかなりました。プロの皆さまに感謝。
- 横90cm、縦100cmぐらいの布
- テーブルクロス代わりに使いました
- ちゃんとした布屋さんに行って良さげなのを買ったので1500円ぐらいでした
- あの布も検討しましたが今回はパス
- 100均シリーズ
- 財布用のポーチ
- スケッチブック
- 色々書くのに重宝しました
- マジックペン
- 養生テープ
- カードスタンド
- ミニイーゼル
これらを組み合わせてこんな感じになりました。
設営完了しました!!!! か16 「調布技研」にて「色んなところでKubernetesを動かす本」を頒布します、ご来場お待ちしております!!!! #技術書典5 #技術書典 pic.twitter.com/M3yqQFd7sa
— why/橘和板 (@whywaita) 2018年10月8日
反省点としては結構段差を生めなかったことでしょうか。
人の目線の高さにある大きめのPOPだったり、イーゼル以外にも机の上で高さを埋めるような台があると更に目について良かったかもしれません。
良かったのは、見本誌を用意したこと、公式後払いシステム用のQRコードの大きいバージョンを用意したことでしょうか。
見栄えがグッとよくなり、目に止まった方々が書籍をチェックする段階を生めたことはかなり良かったように思えます。
支払い手段について
個人的にも電子決済は好きなので是非導入したいと思い色々調査しました。
候補に挙がったものとしては以下のリストでした。
- 交通系ICカード
- クレジットカード系
- Square
- QR決済系
- Kyash
- Paymo
- Pixiv Pay
- LINE Pay
- 公式後払いシステム
- 現金
交通系ICカードについてはこちらに詳しい記載があります。
結果として個人でJRなどと提携することは出来ず、どこか仲介する業者を介す必要があるようです。
例えばヤマトシステム開発社のサービスなどが挙げられるようですが、中々手数料が高いので今回はパス。
Squareを用いたクレジットカード決済も検討したのですがやはり手数料が高くパス。
KyashやPaymoなどの個人間送金用のアプリも価格が固定出来なかったためパスしました。
結果として技術書典公式のかんたん後払いシステムとPixiv Payを導入しました。
体感としては後払いシステムの利用がかなり多く、Pixiv Payは1件のみの利用でした。
次回頒布するかは分かりませんが、恐らく技術書典であればかんたん後払いシステムと現金のみの採用になるかなと思います。
おわりに
総評して非常に良い経験になりました。
あまり即売会などは行っていないのですが、もし次の機会があってもまたサークル側で参加したいと思います(人数が異常でしたからね……)。
誘ってくれた nasa9084 くんありがとうございました。
また、以下のURLは非常に参考になりました。先人の皆さまありがとうございます。
もし次があれば、またよろしくお願いします。